青年たちの聖書研究~第32回『ヨエル書』
2024年7月21日の学びの記録です。 【ヨエル書について】 ・ヨエル書は、12の小預言書(ホセア書~マラキ書)の2番目にあり、預言者ヨエルに語られた主(しゅ)の言葉である。 ・ヨエルは「主(ヤハウェ)は神」という意味であるが、ペトエルの子であることの他は記されていない。...
2024年7月21日の学びの記録です。 【ヨエル書について】 ・ヨエル書は、12の小預言書(ホセア書~マラキ書)の2番目にあり、預言者ヨエルに語られた主(しゅ)の言葉である。 ・ヨエルは「主(ヤハウェ)は神」という意味であるが、ペトエルの子であることの他は記されていない。...
【ホセア書について】 ・ホセア書は十二の小預言書(ホセア書~マラキ書)の最初の書で、分量的に少ないので小預言書と言われる。年代順には並んでいない。 ち なみに、大預言書は、 イザヤ書、エレミヤ書、哀歌、エゼキエル書、ダニエル書。...
【ダニエル書について】 ・ダニエル書は数々の預言が記され、黙示と言われる文学様式で描かれている。黙示は象徴や視覚的表現を多用して、出来事の背後にある意味を示す文学形式で、最終的には神様に忠実な信仰者が様々な敵に勝利することが記されている。(12:3)...
今回はエゼキエル書の学びの後半のご紹介です。 【エゼキエルについて】 ・主からの召命に際して、イザヤは「私を遣わしてください。」(6:8)、エレミヤは 「わたしは語る言葉を知りません」(1:6)と応答したが、エゼキエルの応答は記載されていない。エゼキエル本人についても、...
今回はエゼキエル書の24章までの学びの紹介です。 【エゼキエル書について】 ・「イザヤ書」「エレミヤ書」「エゼキエル書」は三大預言書と言われる。 「イザヤ書」~「ダニエル書」は大預言書、 「ホセア書」~「マラキ書」は小預言書と言われる。...
今回は「哀歌」についての学びのご紹介です。 【哀歌について】 ・旧約聖書のギリシア語訳である七十訳聖書(1世紀頃に読まれていた)の「哀歌」の序文には、「イスラエルが捕囚となり、エルサレムが荒廃して後、エレミヤは座して泣き、エルサレムのために哀歌を歌って言った」と書かれている...
前後編でご紹介しているエレミヤ書の学び、今回は後編となります。 【エレミヤ書について】 ・エレミヤの預言の中心テーマはユダ王国の崩壊以前は滅びであり、崩壊後は希望であった。 ・バビロニアに従うように主張したことで、エレミヤはイスラエルの人々からは裏切り者と見なされ、様々な苦...
今回の内容であるエレミヤ書も長かったので、前半と後半に分けています。今回は前半の内容のご紹介です。 第25回 聖書研究会「エレミヤ書」① 【エレミヤ書について】 ・エレミヤの時代 南ユダ王国のヨシア王は紀元前628年、偶像礼拝を禁止し(歴代誌下34:3)、神殿修復を行ったと...
イザヤ書は長かったので、2回に分けて学びました。今回は後半です。 【復習:イザヤ書 1~39章について】 イザヤ書の前半は神に立ち返らない民に神の裁きが来ることを警告しているが、結局、南ユダ王国の人々はイザヤの預言の声に聞き従うことはなかった。...
新しい年、2024年が始まりました。今年最初の更新となります。今回は、第23回 聖書研究会 「イザヤ書」①のご紹介です。 【イザヤ書について】 ・旧約聖書は「律法」「歴史書」「詩歌」「預言書」に分かれているが、これまで取り上げた預言者エリヤと預言者エリシャは、聖書の「歴史書...
今年もあと数日で幕を閉じます。どんな一年だったでしょうか。今回は第22回 聖書研究会 「雅歌」の内容のご紹介です。 【雅歌について】 ・「雅歌」という書名のへブライ語の原題は「歌の中の歌」で、すべての歌の中でも最上の歌ということを意味している。漢訳聖書の影響で、「雅歌」と翻...
だいぶ寒い日も増えてきました。今回は第21回 聖書研究会 「コヘレトの言葉」の内容のご紹介です。 【コヘレトの言葉について】 ・「コヘレト」とは、集会で教える教師、また、知恵の言葉を集め、学び、知恵を得た者を指すとも考えられる。...
一か月があっという間に過ぎました。今回は第20回 聖書研究会「箴言」の内容のご紹介です。 【箴言について】 ・「箴言」とは、実際の生活における教訓をあたえる短い言葉を示している。(格言集) ・「箴言」は、神を畏れ、神を礼拝する民が、神の律法に従って、どのように日常生活を歩む...
夕方に、少し涼しい風を感じるようになりました。 今回は、第19回 聖書研究会「詩編」の内容のご紹介です。 【詩編について】 ・詩編は賛美歌集であり、祈祷書であると言える。(詩編は歌うために書かれた) (ルターは詩篇の価値を非常に重く見た。ルターは詩篇を「小聖書」と呼 んだ。...
相変わらず暑い日が続いております。 今回は、第18回 聖書研究会 「ヨブ記」の内容のご紹介です。 【ヨブ記について】 ・ヨブ記は、「詩書」または「知恵の書」と呼ばれている一群の書の最初で、その他に詩編、箴言、コへレトの言葉、雅歌と続いていく。...
暑い毎日が続いていますが、お変わりないでしょうか。今月は、1月に開催した第17回聖書研究会「エステル記」の内容のご紹介です! 【エステル記について】 ・エステル記は、ユダヤ人を絶滅の危機から救った女性の物語である。 ・エステル記は、現代もユダヤ人によって行われているプリムの...
今月は、昨年12月に開催した第16回 聖書研究会 「ネヘミヤ記」の内容のご紹介です!あれからもう半年が過ぎたんですね・・・。 【ネヘミヤ記について】 ・エズラ記とネヘミヤ記はバビロンからの帰還、神殿やエルサレムの再建、ユダヤ人の生活の復興に関する物語で紀元前538年~430...
今月は、第15回 聖書研究会 「エズラ記」の内容のご紹介です! 【エズラ記について】 ・エズラ記、ネヘミヤ記、エステル記は旧約聖書の歴史書の最後の部分である。内容はバビロンからの帰還、神殿やエルサレムの再建、ユダヤ人の生活の復興に関する物語で、紀元前538年~430年の約1...
第13回 聖書研究会 「歴代誌上」の内容のご紹介です! 【歴代誌上について】 ・歴代誌はサムエル記や列王記など(歴代誌上29:29)を参考資料として、アダムからバビロン捕囚の帰還までが記されている。 ・著者(エズラと言われている)も読者もバビロン捕囚から帰還したばかり人々で...