2025年11月9日 聖霊降臨後第22主日
- 明裕 橘内
- 4 時間前
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聖書交読 Ⅱテサロニケ2章13~17節(新約p381)
司)2:13 しかし、主に愛されている兄弟たち、あなたがたのことについて、わたしたちはいつも神に感謝せずにはいられません。なぜなら、あなたがたを聖なる者とする“霊”の力と、真理に対するあなたがたの信仰とによって、神はあなたがたを、救われるべき者の初穂としてお選びになったからです。
会)2:14 神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。
司)2:15 ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。
会)2:16 わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、
全)2:17 どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。
聖書朗読 ルカ20章27~38節 (新約p150)
20:27 さて、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。
20:28 「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。
20:29 ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。
20:30 次男、
20:31 三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。
20:32 最後にその女も死にました。
20:33 すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
20:34 イエスは言われた。「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、
20:35 次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。
20:36 この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。
20:37 死者が復活することは、モーセも『柴』の個所で、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。
20:38 神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」
※本日は、午前の御影、午後の園田とも、橘内玲子牧師の説教です。ここでは、その要約を掲載します。
説教 「神様によって生きているから」
本日の説教より
①私たちは、選ばれた者、招かれた者である。私が何者であるかを知ることが重要!
モーセは何者でしょうかと問うた(出エジプト3:1~)。答えを聞いて、使命に従うことができた。神様は私たちと共にいてくださり、招いてくださり、使命をくださる神様と言える。
②しかし、試練がある。しかし、その試練から教えられることが多くあることを知っておきたい!
イエス様はサドカイ派や律法学者から、命を狙われるような攻撃を幾度も受けていた。聖書を深く知るイエス様だからこそ、宗教的に政治的に高い地位にあるサドカイ派の質問に答えることができた。私たちも聖書に親しみ、試練の時にこそ、聖書の言葉に支えられながら、回復の道を歩み続けたい。
③神様によって生きている(ルカ20:38)とは、聖書の言葉と祈り(テサロニケ二 2:13~17)!
まず、神様の霊が働いてくださり、私たちは神様に信頼する者となりましたが、それは神様が私たちを選び、招いてくださったから。その確信が深められるためにも、聖書や説教から学び続けましょう。
また、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる神様が、私たちの心を励まし、強め、善い働きをする者としてくださるように、また善い言葉を語る者としてくださるようにと祈られていることを自覚していきましょう。神様によって生きている者とは、聖書から学び続け、祈りまた祈られていることに感謝していく者と言えます。このように聖書の言葉とお祈りの積み重ねが救いに選ばれた者、イエス様の福音を通して招かれた者の源泉となりますようにお祈りしています。
報告
・本日午後は、園田伝道所において、新会堂礼拝一周年記念礼拝があります。




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