神戸の各教会に属するクリスチャンの合唱団<神戸クリスチャンクワイア>で発足50周年の記念コンサートを行い、メサイヤ全曲を歌いました。合唱団、4パートの独唱者すべてがクリスチャンという顔ぶれでの演奏でした。メサイヤはイエス・キリストの誕生から苦難、十字架、復活、栄光に包まれたお姿までを歌いあげた全47曲からなる有名な曲で、欧米各国では毎年クリスマスシーズンには各地で演奏されています。特に「ハレルヤ」コーラスは有名です。
私自身も合唱ベース・メンバーとして、努力を重ね、全21曲の合唱を歌い切ることができたことは大きな達成感を感じる素晴らしい体験になりました。そして合唱の一員として、歌った感動だけでなく、ソリストの独唱に感動する場面が多くありました。
最初の第1声はテナーの本当に優しい声で「慰めよ、慰めよ、我が民を、と主は言われる」との旧約聖書イザヤ書40章の詞を歌うソロから始まります。これが現在の世界各地での戦争、内乱、地震、洪水などの災害の下で苦しんでいる人たち、更にコロナウィルス禍で孤独を感じている全ての人たちへの、神さまからの優しい癒しの声に聴こえました。その深い感動の下で、「人々へのこの神さまからのメッセージが届いてほしい!」という気持ちをこめて歌うことが出来ました。この歌が多くの方々に聴かれることを願っています。
(教会員 K.M)
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