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女性牧師からの「聖書のことば」2026年2月26日

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

【一人の人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。】

(ローマの信徒への手紙5章18節の後半)


ここで一人の人と言われているイエス様は十字架にかけられたのですから、人間的には、正しくはない行為、つまり罪を犯して、十字架刑となってしまったように見えました。しかし、神様から見ると、人々の救いのためという正しい行為として十字架にかかられました。イエス様の十字架の死によって、そして復活によって、すべての人が義とされて、永遠の命を得ることになりました。神様の御前で義、つまり正しい者としていただけるとは、たいへん感謝なことです。また永遠の命を得る、つまり、永遠の命までもくださるというのです。なんという幸いでしょうか。義とされて、永遠の命も与えられる、それは金メダル2つ獲得した以上の喜びです。

 

先日、ミラノ・コルティナオリンピックの閉会式が行われました。フィギュアスケートのペアで、日本選手で史上初めての金メダルを獲得した三浦璃来選手と木原龍一選手の「りくりゅう」ペアが一躍、人気者となりました。キーワードは2つ、「大逆転」と「信頼関係」ではないでしょうか。

 

最初のショートプログラムで5位だったにもかかわらず、最後のフリーのプログラムでは、史上最高得点で大逆転の金メダル獲得となりました。ショートプログラム5位では金メダル獲得は難しいと思われたのでしょう、木原選手が悔し涙を流している姿を見ました。そして、「大逆転」し、うれし涙の姿を見ましたね。イエス様も十字架の死というどん底から、誰も予想をしなかった復活という「大逆転」です。イエス様の受難、十字架は敗北の象徴ではなく、十字架の死があったからこそ、イエス様の復活があり、イエス様の復活によって、わたしたちは義、神様の御前で正しい者とされました。


【イエス様は、わたしたちの罪のために死に渡され、わたしたちが義とされるために復活させられたのです。】(ローマの信徒への手紙4章25節)


イエス様の十字架があったからこそ、大逆転のイエス様の復活がありえたのです。

 

そして、「りくりゅう」ペアの信頼関係にも、注目が集まりました。

父なる神様と御子イエス様は父と子の関係ですが、人間の世界では、父と子だからと言っても、必ず信頼関係があるとも言えません。


【一人の人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。】

(ローマの信徒への手紙5章18節の後半)と書かれていますが、人としては正しくない行為、つまり罪を犯して、十字架刑となったように見えてしまうことが、神様から見ると、人々の救いのためになる、また正しい行為となるという論理。単に親子だから分かり合える、ということをはるかに越えた信頼関係があってこそ、父なる神様に御子イエス様が、十字架の死にまで、従順に従われました。


最後になりましたが、この四旬節の季節、イエス様の従順の極みである十字架に思いを寄せつつ、また復活のイエス様に希望を持ちつつ、歩んでまいりましょう。

(きつない・れいこ)


 

 

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