女性牧師からの「聖書のことば」2026年10月8日
【主において常に喜びなさい。 フィリピの信徒への手紙 4章4節】
「喜び」は、「怒り」「悲しみ」「驚き」「嫌悪」「恐れ」などの基本感情の一つと考えられますので、様々なことが起こっていく日常生活では、「常に喜ぶ」というのは、難しいのではないかと考えられます。
ある心理学においては、「喜び」は単なる結果ではなく、日々の選択によって育てられる「習慣」ともなるそうです。
ポジティブ心理学では、人は出来事そのものではなく、それをどう「解釈するか」によって感情が変わるとのことです。そのため、「喜びを感じる力」を育てるには、感謝日記を付けたり、分かち合うことも大切とのことです。
なるほどと思いながらも、聖書の言葉から「神様」を抜いて組み立てている考え方のようにも感じてしまいました。
さて、フィリピの信徒への手紙4章4節は、「主において」ということばで始まっています。5節では【主はすぐ近くにおられます。】と言われ、そして、6節の【どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。】と続きます。
自分で良い方向に解釈したり、誰かと分かち合ったりと、たいへん有意義な考え方や心理学もあるかと思いますが、私たちの近くにいてくださる神様に感謝や願いを打ち明けることのできる幸いをかみしめたいと思います。
7節【そうすれば、あらゆる人知を越える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。】
自分で自分を変革していくことに限界を感じた時にこそ、平安を与えてくださる神様、また私たちの心と考えを守ってくださるイエス様から注がれる恵みや喜びを受け取りつつ、歩んで参りましょう。予測不可能な未来にも、主が共におられることは変わりませんので、それこそが究極の喜びではないでしょうか。
(きつない・れいこ)




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