女性牧師からの「聖書のことば」2025年6月12日
- 明裕 橘内
- 6月12日
- 読了時間: 2分
【「神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」ヨハネの黙示録21章 3~4節】
今日午後、母の家べテルの代表役員のシスター辻野悦子のご葬儀に参列しました。
原発不明癌の療養中のシスター辻野の回復のためにお祈りしてきましたので、たった数か月の入院で、また60歳という年齢で天に召されたことは驚きを隠せません。言葉もありません。自分からは言葉も出ない時は、私は聖書の言葉から慰めをいただこうとします。
黙示録21章3~4節には天の御国の幸いが語られています。シスター辻野は骨が痛むということで治療が始まったとのことですので、きっと強い痛みに耐えてこられたと思います。今はやっと痛みや労苦から解放されて、イエス様と共におられると信じています。
イエス様が場所を用意して、迎えてくださって、ずっと一緒にいてくださる、その天の御国の約束をいただいていますから、寂しいという思いはぬぐい去ることはできませんが、ヨハネによる福音書14章 1~3節のイエス様の語りかけを心に受け止めると決心しました。
【「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。」】
天の御国での再会を期待しつつ、また、神様と人々に仕えられたシスター辻野への尊敬と感謝を忘れないで、信仰生活を歩みたいと思いました。
(きつない・れいこ)

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