見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。
あなたたちはそれを悟らないのか。
わたしは荒れ野に道を敷き
砂漠に大河を流れさせる。
(イザヤ書 43章19節)
新年あけましておめでとうございます。
新しい年も早くも12日目となりました。
新年、あるいはお正月はおめでたい、とわたしたちは例年感じています。
そして、今年は2023年ですが、西暦はイエス・キリストの誕生から2023年目と考えます。
イエス・キリストを起源として新しい年を、神様からわたしたちは受け取ったのだと思っています。
ですから、たいへん感謝なこと、おめでたいことと思って、ご挨拶しました。
さて、イザヤ書では「新しいこと」という言葉を幾度も目にします。
この「新しいこと」とは、バビロン捕囚からの解放、また、イエス・キリストの福音、また、終末の希望などを含むと考えられています。
新しい年を迎えるとのことで、新年の目標や新年の抱負など、考えられた方々もおられることでしょう。
「毎日、聖書を読もう」「毎日、運動をしよう」など考えられたかもしれません。12日目となりましたが、まだ継続実行中でしょうか。
なかなか新しいことを継続して、実行することは私には簡単ではありません。しかし、上記の聖書の言葉は、神様が新しいことをわたしたちのためにして下さると語っています。新しいことを実行することが難しいわたしたちのために、とても慰められる語りかけではないでしょうか。そして、その新しいことは今や始まろうとしているとのことです。
日々のニュースを見ると、考えもしなかった出来事が起きています。そのような毎日の中から、わたしたちの将来のために、わたしたちの希望のために、神様がして下さっている新しいことを見つける感性が養われていきたいものです。神様がして下さっていることにますます感謝を深めていく新しい年となりますようにお祈りしています。
(きつない・れいこ)
朝の通勤途中に読み、1日のスタートに元気をもらいました。神様に1日、1日を新しくしていただいているという事実が、恵みそのものであるように感じ、胸が暖かくなりました。ありがとうございました、