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執筆者の写真明裕 橘内

女性牧師からの「聖書のことば」2023年11月9日

わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。

それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。

                (エレミヤ書 29章11節)


「シャローム」という言葉を耳にしたことはおありでしょうか。

「シャローム」は、ヘブライ語で「平和」を意味する言葉で、

出会った時の挨拶であり、また別れる時の挨拶として、現代も使われています。

ヘブライ語を使うイスラエルの人々は、常に「平和」であることを願っていたのでしょう。


神様がお立てになった計画は、平和へ導くために計画であり、将来と希望をお与えくださるとのことですが、

この言葉を神様がエレミヤに語られた時代(紀元前6世紀)は、バビロンに人々が連れ去られ、エルサレムが攻撃を受け、

どこに平和があるのかと思われる時代でした。

戦いや混乱があるからこそ、神様からの平和への計画の語りかけが必要でした。


イスラエルの人々が連れ去られ、攻撃を受ける、これは旧約聖書の紀元前の出来事であると考えていました。

世界のトップニュースとして、イスラエルの戦争が日々取り上げられるとは、全く考えていませんでした。

平和への計画が進みますように、神様どうぞお助けください、将来と希望をお与えくださいとただただ祈るばかりです。


(きつない れいこ)






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