神の名前を誤った目的に使ってはいけません。
問い これはどういう意味ですか。
答え 私たちは神を畏れ、愛さなければなりません。 ですから、神の御名を用いて呪ったり、誓ったり、呪文を唱えたり、 嘘をついたり欺いたりしてはなりません。 そうではなく、神を求め、神に祈り、神を賛美し、 いかなる困難なときにおいても神に感謝するために、神の御名を用いなさい、 という意味です。
(『マルチン・ルターの小信仰問答書』マルチン・ルター著 結城浩訳)
【ポジティブなルター】
皆さんの周りには、ポジティブな人は多いですか?
今学んでいるのは戒めです。
「してはいけない」と言われ、
なんとなくしょんぼりするイメージがあるかもしれません。
しかしルターはポジティブです。
「うそをついたりする代わりに、
神様に祈ろう!」とばかりに、
「神を求め、神に祈り、神を賛美し・・・」
と、ポジティブな提案を繰り返しています。
確かに、
「神に感謝するために、神の御名を用いなさい」と言われると、
前向きになれる気がします。
戒めの読み方ひとつでここまで変わるのですね。
ルターのように、ポジティブに生きて生きたいものです。
Comments