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とってもやさしいルターの小教理問答書講座 第18回

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 2023年8月3日
  • 読了時間: 2分

一番目の願い

ねがわくは、御名(みな)をあがめさせたまえ。〔 あなたの名前が聖なるものとなりますように。 〕

[問い] これはどういう意味ですか。

[答え ]

言うまでもなく、神様のお名前はそれ自体聖なるものです。 でもこの願いを通して、 神様が私たちのうちにおいても御名を聖なるものとしてくださるように、 と私たちは祈るのです。

[問い] どうすれば、そのようなことが起こりますか。

[答え]

神様の御言葉である聖書がはっきりとそのままの形で教えられ、 私たちが御言葉を土台として神の子どものように聖い生活をするときにそうなります。 天にいらっしゃる お父様、そのように私たちを助けてください。 しかし、神の御言葉以外の何かによって教えたり、生活したりする者は、 私たちの間に働く神様の御名をけがすのです。 天にいらっしゃる お父様、そのようなことから私たちをお守りください。

(結城浩訳 『ルターの小教理問答書』より)



本日取り上げますのは、主の祈りの第一の祈りです。「御名が聖なるものとなりますように」と祈りますのはもちろん私たち人間ですが、だからといって私たちの祈りが神様の御名を聖なるものに変えるのではなく、もともと御名は聖なるものなのだ、というのがルターの解釈です。私たち人間の側のわざと思われる祈りでさえ、神様の側に主導権があることがわかります。祈りを私たち人間の神様への貢献、また手柄のように思うことはできません。


2番目の問いにおいて、「私たちが御言葉を土台として神の子どものように聖い生活をするとき」、この祈りが実現するとされてはいますが、実はこのことも、「神様の御言葉である聖書がはっきりとそのままの形で教えられ」ることが前提であって、神様の御言葉に絶大なる信頼を置いていたルターらしく、私たちが聖い生活を送るのも、神様の御言葉によるものと理解されています。


だからこそ、神様の御言葉が私たちにとって重要なのです。私たちの聖い生活の土台だからです。御言葉以外に頼ることのないよう、常に祈ってまいりましょう。


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