昨日11月27日、教会では葬儀がありました。95歳の教会のメンバーが24日夜に亡くなり、その方の告別式を執り行ったのです。ご家族ご親族、そして教会関係者などで、70名近くの参列がありました。
葬儀のたびごとに、私は人の人生の重みについて考えさせられます。現代、子どもたちに対するいのちの教育については、様々な工夫がなされていますが、いちばん良いのは、葬儀に参列することではないか、とも思うのです。もちろん、何が語られているか、わからないことも多いかもしれない。しかし、厳粛な雰囲気の中で、人の人生の最後の仕上げがなされているのを目の当りにすることは、いのちについて何かを感じ取る、何にも代えがたい経験ではないか、と思います。その意味では、昨日は教会学校出身者の青年が葬儀に参列しておられ、何か大切なものを感じ取る良い機会になったのではないかと思っております。
今回私たちが葬儀で共に天にお見送りしましたのは、若い頃からずっと聖書の言葉に触れてきた方でした。葬儀において、その方が、どんなに聖書の言葉によって変えられてきたか、つぶさに知ることになりました。教会における葬儀では、そのように、故人の人生を振り返り、故人に働かれた神様の恵みを知ることができます。お子さんたちも、何か機会があったら、そのような、いのちに触れるような体験をしていただけたら、幸いです。
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