あまりにも残暑が厳しすぎた9月も、もうそろそろ終わりを迎えようとしています。
私たちの記憶に新しいのは、1月の大地震の被災地を襲った、あの豪雨災害です。お子さん、あるいはお孫さんと、心を痛めてその報道に接しておられた方も少なくないことでしょう。
震災の被災地に豪雨災害。やりきれない思いがします。「努力したら道は開かれる」と時に私たちは言いますが、このような悲惨な出来事を目の当たりにすると、そのようなことも言いにくくなってきます。復旧・復興のための努力が、それこそ水泡に帰するような出来事だったからです。
前途ある子どもたちに、私たちは輝かしい未来を約束したいのですが、自然災害などによって、それは思い通りにはやってこないかもしれない。そのことを、どう伝えたらよいのでしょう。「あとは神様にお任せするしかない」ということではあるのですが、それももしかして、聞きようによっては無責任に聞こえるのかもしれません。
あとは私たちは、子どもたちが神の言葉である聖書の言葉に少しでも触れて、それに育まれていくことを願うばかりです。神様が、子どもたちに、将来を約束しておられるのですから。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(エレミヤ 29:11)
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