Web教会学校 第38回 「おコメのねだん」
- 明裕 橘内
- 5月22日
- 読了時間: 2分
今、おコメの値段が上がり続けていますね。昨年の2倍近くの価格になっているとも言われます。育ち盛りのお子さん、お孫さんがおられるご家庭では、やりくりがたいへんのことと思います。
そんな中、驚くような声が聞こえてきました。「私はコメを買ったことがない」。農政をあずかる人物として、そんなことを言っていいものなのだろうか。発言の真意はともかく、不適切な言葉に思えて、どんなことになるか、その推移を見守っておりましたら、案の定更迭となり、新しい大臣が決まりました。今後に期待するものです。
こどもは大人の言葉をよく聞いています。無責任で不適切な言葉は、こどもたちにも悪影響をもたらします。大人が、人の心を踏みにじるような言葉を平気で使えば、こどもたちも、それに対して罪悪感を持たないでしょう。大人たちが、人の心をよく感じ取って、それを大事にする言葉を使う必要があります。
しかし、その大人も、完全にこどもたちの手本になれるとは限りません。聖書は人間のことを、罪人だと説明しています。だからこそ、聖書の言葉に頼るのです。その聖書の言葉を、幼いうちから聞いてほしい、というのが、私たちの願いです。教会学校は、そのためにあります。ぜひ教会学校において、お子さん、お孫さんたちに、聖書の言葉を聞いてほしいと思っています。それによって、人の心を思い計ることの出来る、心豊かなこどもたちに育っていくことができたら、どんなに良いことでしょう。
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