2026年9月20日 聖霊降臨後第17主日
聖書交読 詩編145編1~8節(旧約p985)
司)145:1 【賛美。ダビデの詩。】わたしの王、神よ、あなたをあがめ/世々限りなく御名をたたえます。
会)145:2 絶えることなくあなたをたたえ/世々限りなく御名を賛美します。
司)145:3 大いなる主、限りなく賛美される主/大きな御業は究めることもできません。
145:4 人々が、代々に御業をほめたたえ/力強い御業を告げ知らせますように。
司)145:5 あなたの輝き、栄光と威光/驚くべき御業の数々をわたしは歌います。
会)145:6 人々が恐るべき御力について語りますように。大きな御業をわたしは数え上げます。
司)145:7 人々が深い御恵みを語り継いで記念とし/救いの御業を喜び歌いますように。
全)145:8 主は恵みに富み、憐れみ深く/忍耐強く、慈しみに満ちておられます。
聖書朗読 ヨナ3章10節~4章11節(旧約p1447)
3:10 神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。
4:1 ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った。
4:2 彼は、主に訴えた。「ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言ったとおりではありませんか。だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げたのです。わたしには、こうなることが分かっていました。あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。
4:3 主よどうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」
4:4 主は言われた。「お前は怒るが、それは正しいことか。」
4:5 そこで、ヨナは都を出て東の方に座り込んだ。そして、そこに小屋を建て、日射しを避けてその中に座り、都に何が起こるかを見届けようとした。
4:6 すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、とうごまの木に命じて芽を出させられた。とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、このとうごまの木を大いに喜んだ。
4:7 ところが翌日の明け方、神は虫に命じて木に登らせ、とうごまの木を食い荒らさせられたので木は枯れてしまった。
4:8 日が昇ると、神は今度は焼けつくような東風に吹きつけるよう命じられた。太陽もヨナの頭上に照りつけたので、ヨナはぐったりとなり、死ぬことを願って言った。「生きているよりも、死ぬ方がましです。」
4:9 神はヨナに言われた。「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか。」彼は言った。「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」
4:10 すると、主はこう言われた。「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。
4:11 それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」
※本日は、御影では橘内玲子牧師の説教です。ここでは、その説教の要約を掲載します。
本日の説教より 「ヨナ書の不思議」
ヨナ書では、主なる神様が自然現象を司られ、主導権を持って導いておられること、また、異邦人が主なる神様を尊重しているということが示されています。
預言者ヨナは4章2節に書かれているように、「主なる神様は恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。」と理解していたから、異邦人である二ネべの人々は滅ぼさないと思い、神様の示された反対方向に逃げてしまいますが、二ネべの人々の悔い改めは、ヘロドトスの「歴史書」にも記されているとのことから信憑性が高いと考えらます。
次に、ヨナが怒りを神様に向けていることを通して、対照的に、異邦人が神様を畏れ敬っている姿を現しています。ヨナには原語において「鳩」という意味があり、「鳩」には「嘆く者」という意味があるそうですが、そのようなヨナを神様は預言者として選ばれたのは、新約聖書の福音書に通じるものがあります。イエス様の弟子たちの不従順を通して、対照的に、イエス様は十字架の死にまで従順に従っていかれた事実が鮮明にされます。また、ヨナが逃げ去ったり、嘆いたり、怒ったりする姿を読むことによって、神様の寛容さ、慈しみ深さ、柔軟性が際立っていきます。イエス様は復活について、「ヨナのように」と、名前をあげておられます。
旧約聖書においてはイスラエルの神様とも思われることがあったお方が、新約聖書においてはイエス様の十字架によって、すべての人に救いを与えてくださる神様になられた(ヨハネ3章16節)、この不思議な展開は、神様の悲願であったと、ヨナ書を通して知ることができます。
報告
・本日は、礼拝後に新約聖書の学びがあります。マタイによる福音書を1章ずつ読んでいます。
・9月27日は三浦綾子読書会があります。『愛の鬼才』を読んでいます。




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