みぃちゃんと学ぶキリスト教 第8回 「改革に記念日が？」〜宗教改革記念日編〜

みぃちゃんが今日も教会を訪れていますよ。少し足取りが重いようです。

牧師先生：みぃちゃん、こんにちは。どうしたんだい？少し元気がないみたいだね。

みぃちゃん：あ、先生、こんにちは〜。何だか最近、暗いニュースが多くて・・・。

牧師先生：ウクライナのこととか？◯一協会のこととか？ みぃちゃん：そうですね〜。信者二世とか言われると、私もそうだし・・・。

牧師先生：そう言えばそうだったね・・・。今日は何かその質問？ みぃちゃん：う〜ん、それもあるけど、今日は違うかな。そろそろ、何かの記念日だって・・・。

牧師先生：あ、それって宗教改革記念日のことかな。10月31日の。 みぃちゃん：それそれ。なんか、あんまり「改革」に「記念日」っていうのも・・・。だって、結構戦ったんでしょ。それに、「宗教」って、もっと平和なもののような気がするし・・・。 牧師先生：そうだね・・・。確かに、不思議な言い方だよね。みぃちゃんは、この改革で何が変わったと思う？ みぃちゃん：え〜？何だろう。カトリックとプロテスタントが分かれたとか？

牧師先生：まあ、結果的にはそうなったんだけどね。ただ、ルターが、「福音って、何？」というところを明らかにしようとしたのを大事にすると、「福音回復運動」みたいな感じかな。

みぃちゃん：ふ〜ん、じゃあ、なんかバチバチ戦ったわけでもないんですね。改革、って言うよりも、運動か〜。

牧師先生：そうそう。まあ、実際に当時はいろいろあったかもしれないけど、少なくとも、ルターは平和的な運動を求めてたんじゃないかな。

みぃちゃん：そうなんだ〜。ちょっと安心かな。先生、ウクライナにも平和が来るといいですね。

そう言い残して、みぃちゃんは来たときよりはちょっと足取り軽く、よりさわやかに教会を後にするのでした。

みぃちゃん：