みぃちゃんと学ぶキリスト教 第38回 「イースター礼拝の後に墓前礼拝も?」
- 明裕 橘内
- 2 日前
- 読了時間: 2分
いつものように、学校の帰りにみぃちゃんが教会に寄ってくれました。
みぃちゃん:先生、こんにちは~。
牧師先生:あ、みぃちゃん、こんにちは。新学期はどう?
みぃちゃん:クラス替えもなかったし、順調です~。ところで、今度の日曜日、墓前礼拝もあるんですか?週報に書いてあったけど。
牧師先生:あ、そうそう。今度の日曜はイースターだからね。午前中はイースター礼拝で、午後が墓前礼拝なんだ。
みぃちゃん:えっと、墓前礼拝って、確か11月ごろ?もあったような気が・・・。
牧師先生:そうだね。11月の第一主日が「全聖徒主日」って言うんだけど、それに合わせて午前中に「召天者記念礼拝」をして、その午後に、墓前礼拝をしているよ。
みぃちゃん:そうなんだ~。じゃあ、年に二回、墓前礼拝はあるんですね。
牧師先生:そういうことになるね。
みぃちゃん:召天者記念礼拝の後は、何となくわかるような気がするけど、なんでイースター礼拝の後にも墓前礼拝?
牧師先生:それはね、私たちの教団の納骨堂の墓碑を見るとわかるんだけど、そこには「復活」という文字が刻まれているんだ。イースターと言えば、復活祭。イエス様の復活を祝う時だけど、それは、先に天に召された方々も復活する、という希望でもある。その希望があるから、イースターの時に、墓前礼拝をしてるんだよ。
みぃちゃん:教団の納骨堂?それって、どこにあるんですか?
牧師先生:それはね、住吉霊園にあるんだ。その中の一区画に、納骨堂が建っているんだよ。
みぃちゃん:そうなんですね~。どんなところか、見てみたいな~。
牧師先生:それだったら、今度の日曜日、4月20日の午後1時半からだから、一緒に行ってみる?その日は昼食会もあるから。
みぃちゃん:そうですね~。じゃあ、行ってみようかな?
どんなに困難があっても、いつの時代でも、「復活」は私たちの希望。その希望にキラキラと輝きながら、みぃちゃんは教会をあとにしたのでした。
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