みぃちゃんと学ぶキリスト教 第7回「食欲の秋に、果物の話をしよう」

今日もまた、質問を抱えて、みぃちゃんが牧師先生のところにやってきます。

牧師先生：みぃちゃん、こんにちは。よく来てくれたね。あれ、何か聞きたそうな顔だね。

みぃちゃん：先生、この前お話を聞いた洗礼者ヨハネっていう人、荒野で食べてたのは野いちごでしたか？

牧師先生：うーん、近いような遠いような・・・。野は野でも、野蜜の方だね・・・。

みぃちゃん：な〜んだ、残念・・・。

牧師先生：でも、がっかりする必要はないよ。聖書には、いくつか果物が出てくるからね。

みぃちゃん：え、そうなんですか？私の知っているの、あるかな。

牧師先生：そうだね、例えば、よく出てくるのはいちじくだね。イスラエルがいちじくにたとえられることもあるよ。あとは、そうだね、ざくろとか、ぶどうとか。

みぃちゃん：どれも知っているものばかり。ちょっとホッとしました。

牧師先生：それから、なつめやしもよく出てくるね。なつめやしの実は、「デーツ」と呼ばれていて、今話題だよね。

みぃちゃん：知ってます〜。よく聞きますよ。あとは、りんごとか？

牧師先生：うーん、それって、創世記に出てくる、アダムとエバが食べたと伝えられている、「善悪の知識の木」の実の話だよね。今では、りんごとは限らない、と言われているね。

みぃちゃん：そうなんですね～。それは知らなかった〜。いちごもりんごもなかったけど、それでも聖書の中にはいろいろ果物が出てくるんですね〜。勉強になりました！ありがとうございました〜。

と、みぃちゃんは今日も、新しいことを発見して、教会を後にするのです。