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みぃちゃんと学ぶキリスト教 第34回 「人生の仕上げの時に」

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 2024年12月19日
  • 読了時間: 3分

今日、みぃちゃんが教会に向かうと、ちょっといつもと様子が違うようです。


みぃちゃん:先生、こんにちは~。何か、いつもと雰囲気が違いますけど・・・。


牧師先生:あ、みぃちゃん、こんにちは。今日はね、葬儀って言うか、お葬式の準備をしてるんだよ。葬儀社の方が、来ておられるんだ。


みぃちゃん:あ、それで、いつもと違う車が止まってたんですね。


牧師先生:そうそう。もう中も、少しずつお花とか、飾り付けが始まっているよ。のぞいていく?


みぃちゃん:いいんですか?じゃあ、ちょっと入りま~す。あ~、きれいなお花!


牧師先生:そう。葬儀社さんがね、亡くなられた方の好みの色とか聞いてくださって、それに合わせてくださるんだよ。今回は、白だけでなくピンクとかパープルとか、結構カラフルだよね。


みぃちゃん:教会でお葬式って、多いんですか?


牧師先生:そう言えば、みぃちゃんはお昼間は高校に行ってるから、あまり見たことないよね。そうだね、多いってわけでもないけど、それでも年に数件はあるかな。最近は家族葬が多くなって、教会の皆さんに広くお知らせしないことも増えてきたね。それに、葬儀社の会館を使う方もある。前回のお葬式はそうだったよ。


みぃちゃん:そういうこともあるんですね~。そう言えば、教会では、あの、お通夜って言うんですか?そういうのって、あるんですか?そのあと、寝ずの番をするとか・・・。


牧師先生:ちなみに、教会では「前夜式」って言うんだけど、最近は、コロナの影響もあって、ほとんどなくなったね。「告別式」だけ、というのが増えたよ。


みぃちゃん:教会のお葬式って、何か特徴あるんですか?


牧師先生:そうだな~。讃美歌を歌うことかな?普通、悲しみの時って、歌など歌えない、あるいは歌うべきでない、ってことが多いと思うんだけど、教会でのお葬式では、亡くなられた方の愛唱歌とか、歌うことが多いんだ。その方の人生を導いてくださった神様に感謝して賛美する、という意味合いだね。


みぃちゃん:なるほどね~。あ、ここに「召天」って書いてあるけど・・・。


牧師先生:それはね、「天に召された」ということで、教会では、誰かが亡くなると、「天に召された」と言うんだ。たとえば、12月18日に亡くなったとしたら、「12月18日召天」と言ったり、その亡くなった方を「召天者」と言ったりするね。


みぃちゃん:召天者・・・。そう言えば、なんか11月にそんな感じの名前の礼拝があったような・・・。


牧師先生:よく覚えてたね。11月の1週目なんだけど、「全聖徒主日」に合わせて、

「召天者記念礼拝」をしているよ。それは、亡くなられた方々、つまり召天者の方々をしのぶ、礼拝のひと時なんだ。


みぃちゃん:教会って、なんか結婚式のイメージあるけど、亡くなった方、えーっと、召天者、って言うんですか?その人たちのことも、だいじにしてるんですね~。


牧師先生:そうそう、そうなんだよ。丁寧に天へとお見送りして、だいじにしのぶ時を持っているんだよ。


みぃちゃん:そうなんですね~。今回は無理だけど、いつか教会のお葬式、出てみたいなぁ。


牧師先生:いつか機会があったらいいね。それまでは、お祈りしてくれたら、それでいいよ。



ありがとうございます、と言いながら、お葬式の準備の様子に目をやりつつ去っていくみぃちゃんの目は、遥かに永遠の世界を見ているようでした。

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