今年もそろそろ近畿地方も梅雨入りでしょうか。雨が多くなって、学校の行き帰りもやっかいです。
みぃちゃん:今年もまた梅雨の季節になりますよね~。雨って、何だかうっとうしい・・・。
牧師先生:そうだね~。傘さしても、結局濡れるし・・・。
みぃちゃん:そうそう。ジメジメするし、いやなことばっかり。
牧師先生:ふ~ん、ただ、植物や作物とか、雨があるから育つ、というのもあるよね。
みぃちゃん:あ、そっか~。確かに~。えっと、「恵みの雨」っていう感じ?
牧師先生:そうそう、恵みの雨。ところで、「恵みの雨」って言葉、聖書に出てくるんだけど、知ってた?
みぃちゃん:え~、知らない~。先生、どこですか?
牧師先生:それはね、旧約聖書の「ホセア書」という所なんだけど、こんな風に書いてあるよ。
「恵みの業をもたらす種を蒔け/愛の実りを刈り入れよ。新しい土地を耕せ。主を求める時が来た。ついに主が訪れて/恵みの雨を注いでくださるように。」(ホセア10章12節)
みぃちゃん:あ、本当だ~。「恵みの雨」って書いてある~。
牧師先生:今の日本だと、水道の蛇口ひねったらすぐに水が出てくるけど、イスラエルだと乾燥してるから、水は本当に貴重だったんだよね。だから、雨は、神様の恵みの雨だったんだ。
みぃちゃん:そうなんですね~。そう思うと、何だか雨って大事なんだなって思えてきた~。
牧師先生:そうだね。雨も、神様が与えてくださるんだね。
みぃちゃん:そう思うと、早く梅雨になってほしい気もするな~。
牧師先生:大雨は困るけどね・・・。
みぃちゃんは「確かに~」と言って、笑顔で教会を去って行ったのでした。
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