top of page

みぃちゃんと学ぶキリスト教 第28回 「恵みの雨」

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 2024年6月20日
  • 読了時間: 2分

今年もそろそろ近畿地方も梅雨入りでしょうか。雨が多くなって、学校の行き帰りもやっかいです。


みぃちゃん:今年もまた梅雨の季節になりますよね~。雨って、何だかうっとうしい・・・。


牧師先生:そうだね~。傘さしても、結局濡れるし・・・。


みぃちゃん:そうそう。ジメジメするし、いやなことばっかり。


牧師先生:ふ~ん、ただ、植物や作物とか、雨があるから育つ、というのもあるよね。


みぃちゃん:あ、そっか~。確かに~。えっと、「恵みの雨」っていう感じ?


牧師先生:そうそう、恵みの雨。ところで、「恵みの雨」って言葉、聖書に出てくるんだけど、知ってた?


みぃちゃん:え~、知らない~。先生、どこですか?


牧師先生:それはね、旧約聖書の「ホセア書」という所なんだけど、こんな風に書いてあるよ。


「恵みの業をもたらす種を蒔け/愛の実りを刈り入れよ。新しい土地を耕せ。主を求める時が来た。ついに主が訪れて/恵みの雨を注いでくださるように。」(ホセア10章12節)


みぃちゃん:あ、本当だ~。「恵みの雨」って書いてある~。


牧師先生:今の日本だと、水道の蛇口ひねったらすぐに水が出てくるけど、イスラエルだと乾燥してるから、水は本当に貴重だったんだよね。だから、雨は、神様の恵みの雨だったんだ。


みぃちゃん:そうなんですね~。そう思うと、何だか雨って大事なんだなって思えてきた~。


牧師先生:そうだね。雨も、神様が与えてくださるんだね。


みぃちゃん:そう思うと、早く梅雨になってほしい気もするな~。


牧師先生:大雨は困るけどね・・・。


みぃちゃんは「確かに~」と言って、笑顔で教会を去って行ったのでした。


最新記事

すべて表示
みぃちゃんと学ぶキリスト教 第42回 「聖書を学ぶために」

暑い夏の日、図書館帰りに教会にふらりと立ち寄ったみぃちゃんは、応接室から出てきた牧師先生を見て・・・。 みぃちゃん:あ、先生、今日何か集会でした? 牧師先生:あ、みぃちゃん、こんにちは。ちょうどね、今、聖書の学びが終わったところなんだ。 みぃちゃん:「せいしょのまなび?」...

 
 
 

コメント


御影ルーテル教会

658-0047 神戸市東灘区御影3-10-5

tel: 0788420446

©2022 by 御影ルーテル教会  Wix.com で作成されました。

bottom of page