みぃちゃんと学ぶキリスト教 第18回 「聖書の中の大河ドラマ」
- 明裕 橘内
- 2023年8月17日
- 読了時間: 3分
最近のみぃちゃんの口癖は「どうする?」です。教会の中でも、結構「どうする?」を連発してます。
みぃちゃん:・・・この弟子たちの反応を聞いて、「どうする、イエス様?」、ということで、教会学校の夏期学校のお話、続きは明日で~す!
牧師先生:(拍手)みぃちゃん、なかなかの迫力だったね、こどもたちにお話ししてくれてありがとう。続きが楽しみだね~。何だか大河ドラマみたい。
みぃちゃん:あ、先生、ありがとうございます。ついつい大河ドラマの影響受けちゃって。先生、「どうする〇〇」、見てます?
牧師先生:まあ、時間がある時にはね。それはともかく、さっきみぃちゃんがお話ししていたこと、あれは「福音書」を題材にしてたと思うんだけど、福音書はイエス様の生涯に焦点を当てた、聖書の中の大河ドラマのようなものとも言えるんだよ。
みぃちゃん:え~、そうなんですね~。もうちょっと詳しく教えてもらえませんか?
牧師先生:そうだね、福音書にはマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネが書いた4つがあって、それぞれ50~90年代に書かれたものなんだ。イエス様のお誕生から十字架での死と復活、そして昇天までが書かれていて、イエス様のご生涯を立体的に描き出しているんだ。
みぃちゃん:そう言えば、前から聞きたかったんだけど、なんで4つもあるんですか?似てる部分もありますよね?
牧師先生:みぃちゃん、鋭いね~。これは、イエス様がそれだけ大事な存在、ということなんだ。旧約聖書でも、大事な存在はいくつもの書に登場するよ。たとえば、「サムエル記」と「列王記」、それと「詩編」に出てくるダビデがそうだね。
みぃちゃん:なるほど、そうなんですね~。じゃあ、新約聖書は、その大事なイエス様のことをいろんな角度から書くことから、始まったんですね~。
牧師先生:う~ん、それは何とも言えなくてね~。新約聖書は、書かれた順に並べられているわけじゃないんだ。パウロの手紙の方が先に書かれた場合もあるんだよ。例えば、新約聖書のいちばん初めに置かれている「マタイによる福音書」は60年代に書かれたと言われているんだけど、パウロの手紙でいちばん古いとも言われる「テサロニケの信徒への手紙一」は51年ごろに書かれたと言われている。福音書が先にあって、それが発展していって書簡がある、と思うと、実は逆だったりするんだよね。
みぃちゃん:それは知らなかった!じゃあ、福音書の特徴を一言で、と言われたら「どうする」?
牧師先生:そうだね~、イエス様の死、すなわち「十字架」のことがたっぷりと述べられていることかな。特に、「マルコによる福音書」は16章のうち2章を十字架の出来事に費やしている。もし福音書を「イエス様の伝記」と思ったら、ちょっとアンバランスだよね。私たちの救いにとって大事なことに重点を置いて描いている。これが福音書の特徴だよ。
みぃちゃん:そうなんですね~。自分で話しておきながら、まだわかってなかった気がする~。明日続きのお話しするまで、もうちょっと福音書、読んでみようかな~。
牧師先生:いいかもしれないね~。じゃあ、今日は早く帰って、明日に備えよう。
みぃちゃん:そうします~。
そう言って、みぃちゃんは颯爽と帰途に就いたのでした。
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