みぃちゃんと学ぶキリスト教 第11回「どうする新年」

話は少しさかのぼって2023年の元旦。ちょうど日曜日で、みぃちゃんも教会にやってきました。

みぃちゃん：「お、おはようございます・・・」

牧師先生：「あ、みぃちゃん、あけましておめでとう。今年もよろしく。」

みぃちゃん：「あ～、教会でも『あけましておめでとう』って言うんですね。

ちょっと安心。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

牧師先生：「新年を迎えて、抱負とか、聞いてもいい？」

みぃちゃん：「あ、それなんですけど・・・。受験もまだ先だし、

特にないんですよね～。先生はどうなんですか？」

牧師先生：「そうだね～。聖書を読むと、イザヤ書だけでも『新しいこと』っていう言葉が3回も出てきて、『新しいことを告げよう』とか『新しいことを行う』、『新しいことを知らせよう』って繰り返し言われていてね。何だか希望がわいてくるよ」

みぃちゃん：「そうなんだ～。神様の方で、何か新しいことしてくれるのかな。

そう思うと、確かに希望がありますね～」

牧師先生：「そうなんだよ～。だから、神様のなさる新しいことを見る2023年、

ってところかな」

みぃちゃん：「それいいかも～。私もそれにします～」

牧師先生：「希望がわいてきたようでよかった。それと、

今年こそ、平和な年になるといいよね。」

みぃちゃん：「そうですよね～。安心して暮らせる世界であってほしいな」

そう言い残して、希望に満ちた晴れやかな表情で、みぃちゃんは教会を後にしたのでした。