みぃちゃんと学ぶキリスト教 第10回 「光あふれるクリスマス!だけど・・・」
- 明裕 橘内
- 2022年12月15日
- 読了時間: 3分
そろそろクリスマス。街にはクリスマスキャロルが溢れ、あちこちにきれいなライトアップが・・・。ところが、何だか教会を訪れたみぃちゃんちゃんの顔はどことなく浮かない感じで・・・。
牧師先生:やあ、みぃちゃん!・・・あれ?ちょっと元気ない感じ?
みぃちゃん:はあ~(深いため息)、先生、そう見えます?別にすっごい悩みってほどでもないんですけど・・・
牧師先生:どうしたのかな?聞いてもいい?
みぃちゃん:はあ、まあ、別にいいですけど・・・。なんか、期末の結果が返ってきて散々で、すっごいブルーって感じなのに、ちょっと世の中キラキラと、どこ見てもライトアップ!って感じで、なんかまぶしいって言うか何て言うか・・・。なんかクリスマス近くなって多くないですか?
牧師先生:そうだね、少し前から、クリスマスのライトアップはどんどん盛んになってきてる感じだね。でも、そんな風に感じることもあるとは驚きだね。実は今年は教会でもライトアップを始めてね。夜通ると見えるよ。
みぃちゃん:へえ~、そうだったんだ。あのライトアップの光って、どんな意味があるんで
すか?
牧師先生:もともとはね、世の光として来てくださったイエス様をお祝いするためだったんじゃないかな。でもね、私たちルーテル教会のルーツであるマルティン・ルターに由来する、っていう説もあるようだよ。
みぃちゃん:そうなんですか。ルターさん、いろいろなことに関わってるんですね~。
牧師先生:そうだね。今のボーリングの形に近いものをつくったのもルターだって言われるし・・・。それはまあいいとして、あるクリスマスイブの夜にルターさんは暗い森を歩いていて、夜空にとってもきれいにまばたくたくさんの星を見たらしいんだ。それを何とか再現したい、こどもたちにも見せてあげたいって感じで、本物の木を家の中に持ち込んで、本物のろうそくをそこにいくつもつるして、火をともした、っていうのが始まりだ、って言われることもあるようだね。
みぃちゃん:何だか火事になりそうで心配だけど、こどもたち、そういうのそれまで見たことなかっただろうから、喜んだでしょうね~。見てみたかった!
牧師先生:そうだね~。今真似すると危ないけど、そうしたくなる気持ちはわかる、って感じかな。
みぃちゃん:あ~、何だかちょっと雰囲気変わったな~。なんか、すっごくたいせつなものに思えてきた。先生、ありがとうございました!
牧師先生:あ、帰るかい?そろそろ日も落ちたから、もう教会のライトアップも見れると思うよ。良かったら見て行って~。
みぃちゃん:ありがとうございます!そうします!
そう言って、みぃちゃんは来た時とは打って変わってほがらかに、教会を後にしたのでした。
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