近畿地方は梅雨明け以降、本格的な夏となり、
たいへんな暑さになっています。
お子さんとともに、
あるいはお孫さんとともに過ごしておられる方々は、
外で遊ばせるにも気を遣うのではないでしょうか。
記録的な猛暑の中で、
もう夏など来なくていい、とも思いますが、
「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、
夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)
といったみことばに触れますと、
ちょっと考え方がも変わります。
創世記の登場人物であるノアの時代、
「主は、地上に人の悪が増し、
常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、
地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた」(創世記6章5,6節)
とあります。
それで、40日に及ぶほどの洪水が起こり、
ノアの家族と一部の動物以外、
滅ぼされることとなりました。
洪水がやみ、水が引いた後、
神様は
「この度したように生き物をことごとく打つことは、
二度とすまい」(同8章21節)
と約束されます。
そして言われたのが、先ほどご紹介した
「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、
夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)
というみことばだったのです。
そうすると、このみことばは、
神様のあわれみによって、
世界を滅ぼしつくしてしまうことはなさらず、
夏も冬も、これからも変わらずやって来る、
という、保証のみことばだったことになります。
夏が来るのも、暑くてたいへんではありますが、
神様が私たちを愛していてくださり、
世界をこのままに保っていてくださることの証拠です。
そのことには大いに感謝したいと思います。
教会学校では、このようにノアの物語を含め、
有名な聖書のおはなしをご紹介しています。
暑い時期ではありますが、
お子さん、お孫さんとともに教会にいらっしゃいませんか?
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