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Web教会学校 第16回「変わらず夏が来ることは・・・」

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 2023年7月27日
  • 読了時間: 2分

近畿地方は梅雨明け以降、本格的な夏となり、

たいへんな暑さになっています。

お子さんとともに、

あるいはお孫さんとともに過ごしておられる方々は、

外で遊ばせるにも気を遣うのではないでしょうか。


記録的な猛暑の中で、

もう夏など来なくていい、とも思いますが、


「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、

夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)


といったみことばに触れますと、

ちょっと考え方がも変わります。


創世記の登場人物であるノアの時代、

「主は、地上に人の悪が増し、

常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、

地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた」(創世記6章5,6節)

とあります。

それで、40日に及ぶほどの洪水が起こり、

ノアの家族と一部の動物以外、

滅ぼされることとなりました。

洪水がやみ、水が引いた後、

神様は

「この度したように生き物をことごとく打つことは、

二度とすまい」(同8章21節)

と約束されます。

そして言われたのが、先ほどご紹介した


「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、

夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)


というみことばだったのです。


そうすると、このみことばは、

神様のあわれみによって、

世界を滅ぼしつくしてしまうことはなさらず、

夏も冬も、これからも変わらずやって来る、

という、保証のみことばだったことになります。

夏が来るのも、暑くてたいへんではありますが、

神様が私たちを愛していてくださり、

世界をこのままに保っていてくださることの証拠です。

そのことには大いに感謝したいと思います。


教会学校では、このようにノアの物語を含め、

有名な聖書のおはなしをご紹介しています。

暑い時期ではありますが、

お子さん、お孫さんとともに教会にいらっしゃいませんか?


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