top of page
執筆者の写真明裕 橘内

Web教会学校 第16回「変わらず夏が来ることは・・・」

近畿地方は梅雨明け以降、本格的な夏となり、

たいへんな暑さになっています。

お子さんとともに、

あるいはお孫さんとともに過ごしておられる方々は、

外で遊ばせるにも気を遣うのではないでしょうか。


記録的な猛暑の中で、

もう夏など来なくていい、とも思いますが、


「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、

夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)


といったみことばに触れますと、

ちょっと考え方がも変わります。


創世記の登場人物であるノアの時代、

「主は、地上に人の悪が増し、

常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、

地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた」(創世記6章5,6節)

とあります。

それで、40日に及ぶほどの洪水が起こり、

ノアの家族と一部の動物以外、

滅ぼされることとなりました。

洪水がやみ、水が引いた後、

神様は

「この度したように生き物をことごとく打つことは、

二度とすまい」(同8章21節)

と約束されます。

そして言われたのが、先ほどご紹介した


「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、

夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」(創世記8章 22節)


というみことばだったのです。


そうすると、このみことばは、

神様のあわれみによって、

世界を滅ぼしつくしてしまうことはなさらず、

夏も冬も、これからも変わらずやって来る、

という、保証のみことばだったことになります。

夏が来るのも、暑くてたいへんではありますが、

神様が私たちを愛していてくださり、

世界をこのままに保っていてくださることの証拠です。

そのことには大いに感謝したいと思います。


教会学校では、このようにノアの物語を含め、

有名な聖書のおはなしをご紹介しています。

暑い時期ではありますが、

お子さん、お孫さんとともに教会にいらっしゃいませんか?


閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Web教会学校 第31回 「ハロウィンとこどもたち」

そろそろハロウィンを迎えますが、日本でもだいぶ広まってきているようです。お子さんたちも楽しみにしていることでしょう。イースターやクリスマスと同じ、キリスト教の行事と思われることもありますが、実際はケルトのお盆のようなもので、キリスト教とは関係がないと言われています。...

Web教会学校 第30回 「将来に向かって」

あまりにも残暑が厳しすぎた9月も、もうそろそろ終わりを迎えようとしています。 私たちの記憶に新しいのは、1月の大地震の被災地を襲った、あの豪雨災害です。お子さん、あるいはお孫さんと、心を痛めてその報道に接しておられた方も少なくないことでしょう。...

Web教会学校 第29回 「逆転現象」

2年前に始まったロシアによるウクライナ侵攻ですが、最近は少し情勢が変わってきているようです。 当初教会では、「ロシアに攻めてこられたウクライナが、神様に守られるようお祈りしましょう」と言っていました。しかし昨今では、ウクライナの方が、越境してロシアの方を攻撃していると聞きま...

Comments


bottom of page