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2025年6月22日 聖霊降臨後第二主日

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 6月22日
  • 読了時間: 4分

聖書交読 詩編22編20~29節(旧約p853)

司)20:主よ、あなただけは/わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ/今すぐにわたしを助けてください。

会)21:わたしの魂を剣から救い出し/わたしの身を犬どもから救い出してください。

司)22:獅子の口、雄牛の角からわたしを救い/わたしに答えてください。

会)23:わたしは兄弟たちに御名を語り伝え/集会の中であなたを賛美します。

司)24:主を畏れる人々よ、主を賛美せよ。ヤコブの子孫は皆、主に栄光を帰せよ。イスラエルの子孫は皆、主を恐れよ。

会)25:主は貧しい人の苦しみを/決して侮らず、さげすまれません。御顔を隠すことなく/助けを求める叫びを聞いてくださいます。

司)26:それゆえ、わたしは大いなる集会で/あなたに賛美をささげ/神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげます。

会)27:貧しい人は食べて満ち足り/主を尋ね求める人は主を賛美します。いつまでも健やかな命が与えられますように。

司)28:地の果てまで/すべての人が主を認め、御もとに立ち帰り/国々の民が御前にひれ伏しますように。

全)29:王権は主にあり、主は国々を治められます。


聖書朗読 ルカ8章26~39節(新約p119)

26:一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。

27:イエスが陸に上がられると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男がやって来た。この男は長い間、衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていた。

28:イエスを見ると、わめきながらひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」

29:イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は何回も汚れた霊に取りつかれたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを引きちぎっては、悪霊によって荒れ野へと駆り立てられていた。

30:イエスが、「名は何というか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。

31:そして悪霊どもは、底なしの淵へ行けという命令を自分たちに出さないようにと、イエスに願った。

32:ところで、その辺りの山で、たくさんの豚の群れがえさをあさっていた。悪霊どもが豚の中に入る許しを願うと、イエスはお許しになった。

33:悪霊どもはその人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れは崖を下って湖になだれ込み、おぼれ死んだ。

34:この出来事を見た豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。

35:そこで、人々はその出来事を見ようとしてやって来た。彼らはイエスのところに来ると、悪霊どもを追い出してもらった人が、服を着、正気になってイエスの足もとに座っているのを見て、恐ろしくなった。

36:成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれていた人の救われた次第を人々に知らせた。

37:そこで、ゲラサ地方の人々は皆、自分たちのところから出て行ってもらいたいと、イエスに願った。彼らはすっかり恐れに取りつかれていたのである。そこで、イエスは舟に乗って帰ろうとされた。

38:悪霊どもを追い出してもらった人が、お供したいとしきりに願ったが、イエスはこう言ってお帰しになった。

39:「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。


☆本日の御影の礼拝は、玲子牧師の説教です。その要約を掲載します。

【本日の説教より】

イエス様は神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、弟子たちと共に旅を続けられていました(ルカ8:1)。種まきのたとえを通して、素直な心でみことばを聞きよく守り耐えると、豊かな実を結ぶ祝福を語られました。


ある日、イエス様は弟子たちに、「ガリラヤ湖の向こう岸に渡ろう」と言われたので、船出しましたが、突風に弟子たちは恐れ驚きました。イエス様が風と荒波とをお叱りなると、静まりました。「この方はどなたなのだろうか」と弟子たちは互いに言いました(25)。このように私たちは、イエス様がどのようなお方なのかを聖書から読み解くことが大切です。


悪霊(27)や汚れた霊(29)とは、人間に災いをもたらす霊と言われていました。またイエス様への信仰から離れさせる働きがあるので(テモテへの手紙第一4:1)、気を付けなければなりません。悪霊に取りつかれていた人はイエス様によって癒されたので、イエス様と行動を共にしたいと願ったのですが、イエス様は「神があなたになさったことをことごとく語り広めなさい」と言われました。


このように、神様のご計画と私たちの願いが一致しないこともあるのですが、神様からの語りかけ(聖書や説教など)をよく聴いて、現実を受け止める者としていただきたいと思います。神様が、またイエス様が私にどのような祝福を与えてくださったかを、聖霊様の導きをいただいて、語り伝える時に、天来の幸いは増し加えられるのです。


報告

・橘内師は三田フェローシップキリスト教会でのご奉仕です。午後1時から、三浦綾子読書会があります。


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