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2025年5月25日 復活節第六主日

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 5月25日
  • 読了時間: 4分

聖書交読 詩編67編(旧約p899)

司)67:1 【指揮者によって。伴奏付き。賛歌。歌。】

会)67:2 神がわたしたちを憐れみ、祝福し/御顔の輝きを/わたしたちに向けてくださいますように〔セラ

司)67:3 あなたの道をこの地が知り/御救いをすべての民が知るために。

会)67:4 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。

司)67:5 諸国の民が喜び祝い、喜び歌いますように/あなたがすべての民を公平に裁き/この地において諸国の民を導かれることを。〔セラ

会)67:6 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。

司)67:7 大地は作物を実らせました。神、わたしたちの神が/わたしたちを祝福してくださいますように。

全)67:8 神がわたしたちを祝福してくださいますように。地の果てに至るまで/すべてのものが神を畏れ敬いますように。


聖書朗読 ヨハネ14章23~29節(新約p197)

 14:23 イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。

 14:24 わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。

 14:25 わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。

 14:26 しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。

 14:27 わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。

 14:28 『わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る』と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。父はわたしよりも偉大な方だからである。

 14:29 事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。


※本日は、午前、午後とも、神戸ルーテル神学校前校長、石﨑伸二先生の説教です。ここに説教要旨を掲載します。


<本日の説教より>

 イエス様は、「わたしの平和を与える」(27節)と言われました。自分自身に目を向けてみると、本当に平安があるでしょうか。「私たちは罪を持っている」と聖書に書いてあり、いろいろな問題は罪から生じています。しかし、その罪の罰を私たちに下すのではなく、身代わりに受けてくださって、私たちを赦してくださったイエス・キリストがおられるというのが福音です。このキリストによって、本当の平和が実現したというのです。私たちは、家庭の平和、社会の平和、世界の平和を願います。世界平和というと、規模が大きすぎて、自分にはできないと思ってしまいますが、まず自分自身の心の平和を実現していくことで、それは実現していきます。イエス様の十字架の命がけの愛によって、私たちは救われました。このキリストの愛から私たちを離すものは何もありません。


 イエス様は、聖霊を送ると約束をしてくださいました。聖霊によって、私たちはイエス様を救い主と信じることができるようになりました。聖霊の働きは、2つ紹介されています。1つは「あなたがたにすべてのことを教え」ということです。2つめは「わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる」ということです。この聖霊の働きによって、私たちはイエス様との出会いを経験し、「この方こそ私の救い主」と告白できるようになります。罪を認め、悔い改め、赦されて喜びのうちに生きるというのがクリスチャン生活です。イエス様はあなたの内に、御言葉と聖礼典を通して生きて働き、本当の平和を与えてくださいます。嵐のような人生のただ中にあっても、私たちに平和を与え続けてくださる主に信頼して、今週も歩んでまいりましょう。


・報告

本日は、神戸ルーテル神学校前校長の石﨑先生の説教でした。園田でも説教してくださいます。午後は1時から三浦綾子読書会です。




 
 
 

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