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Web教会学校 第53回「8月6日に、平和を想う」

  • 執筆者の写真: 明裕 橘内
    明裕 橘内
  • 8月6日
  • 読了時間: 2分

今日2026年8月6日、広島に原爆が投下されてから81年目を迎えます。この夏、ご家庭でこの日をどう受けとめたらよいか、少し立ち止まって考えてみたいと思います。


ルーテル教会には「二王国論」という教えがあります。神様は霊的支配(教会)と地上的支配(国家)という、二つの仕方で世界を治めておられる、という考え方です。ルターの表現によれば、教会は「剣」を持たず、国家を直接動かす存在ではありません。これは、教会が政治権力そのものになってはならない、という大切な戒めでもあります。


しかし、この教えは、教会が国家に直接かかわらないからと言って、戦争に対して沈黙してよい理由にはなりません。地上の国もまた、神の御手のもとにあるからです。むしろ「剣」を持たないからこそ、教会は御言葉によって、平和についてはっきりと語る使命を持っています。「剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26:52)と主は言われました。


かつて教会によっては、二王国論を口実に不正な戦争に対して沈黙してしまったことがあった、と言われることがあります。今となっては、それが事実であったかどうか定かではありません。その当時のやむにやまれぬ事情もあったことでしょう。ただ、広島の原爆の日、私たちは祈りをもって、「平和を実現する」(マタイ5:9)者として召されていることを、共に思い起こしたいのです。今日、お子さん、お孫さんたちと共に平和のために祈っておられる皆さんに、神様からの豊かな祝福がありますように。


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