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執筆者の写真明裕 橘内

2022年3月20日 四旬節第三主日礼拝 

2022年3月20日 四旬節第三主日礼拝 


【黙祷】皆さんおはようございます。それでは礼拝に先立ち、しばらく黙祷の時といたしましょう。


只今より、2022年3月20日、四旬節第三主日の礼拝を始めます。


【讃美歌】 7番(1,2)      起立

1

主のみいつと みさかえとを

こえのかぎり たたえて

またき愛と ひくきこころ

御座(みざ)にそなえ ひれふす


2

ゆだねまつる わが重荷を

主はかわりて 負いたもう

なやみおおき 世の旅路も

主のいませば やすけし


アーメン



【聖書交読】詩編121編(旧約p968)

(司会)1:【都に上る歌。】目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。

(会衆)2:わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。

(司会)3:どうか、主があなたを助けて/足がよろめかないようにし/まどろむことなく見守ってくださるように。

(会衆)4:見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。

(司会)5:主はあなたを見守る方/あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。

(会衆))6:昼、太陽はあなたを撃つことがなく/夜、月もあなたを撃つことがない。

(司会)7:主がすべての災いを遠ざけて/あなたを見守り/あなたの魂を見守ってくださるように。

(会衆))8:あなたの出で立つのも帰るのも/主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに。



 

【祈祷】 (一例。実際の礼拝では、司会者が自由祈祷)

天の神様。この朝をありがとうございます。

あなたの恵みの御手の中で先週一週間を過ごし、

このように主の日にまた集まって、

あなたを礼拝することができてありがとうございます。


全能の神様、

どうかあなたを呼び求めるしもべらの願いをみこころに留め、

力ある御手を差し伸べてすべての敵を防いでください。


この礼拝で永遠の神のことばを聞く方々おひとりおひとりに、

導きと祝福をお与えください。

また、礼拝で奉仕する人々を祝福してくださり、

聖霊なる神のご臨在の中で、奉仕が全うできますように。


日本において、各地でコロナの拡大のスピードが落ち着きつつあります。

蔓延防止等重点措置がいよいよ明日、全地域で解除されることとなり、

あなたの導きに感謝します。これで少し安心できます。

しかし、もうこれ以上感染が広がらないように助けてください。

今はむしろ、ウクライナ情勢の方が気になるところです。

特に、核兵器の問題や、経済に与える影響が心配されています。

そのような中で、いつも「地には平和」というみことばを思い起こし、

それが与えられるように祈り続けます。

このような日々、福音によって慰めと励ましがありますように。

どうか主の教会を守ってくださり、

それぞれの地での礼拝を祝福してください。

この礼拝の初めから終わりまで、あなたのみ手にゆだねます。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。



【讃美歌】  183番(1,3) 起立


1.

主のみたま くだりまし、

わがこころ うごかして、

よわき身を つよくなし、

主を愛せしめたまえ。


3.

主よ,つねに ともにまし、

わがたまを ささえつつ、

うたがいを とりさりて、

みむね知らしめたまえ。

アーメン



【信仰告白】 使徒信条 起立

われは、天地のつくりぬし、父なる全能の神を信ず。

われは、そのひとり子、われらの主イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、おとめマリヤより生まれ、

ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受うけ、十字架につけられ、死して葬られ、よみにくだり、

三日目によみがえり、天にのぼり、父なる全能の神の右に座したまえり。

生ける人と死にたる人とをさばかんがため、かしこより再び来たりたまわん。

われは聖霊を信ず。また、聖なるキリスト教会、すなわち、聖徒の交わり、

罪のゆるし、からだのよみがえり、限りなきいのちを信ず。

ア-メン。



【聖書朗読】Ⅱコリント1章3節~11節(新約p325)

3:わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。

4:神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。

5:キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。

6:わたしたちが悩み苦しむとき、それはあなたがたの慰めと救いになります。また、わたしたちが慰められるとき、それはあなたがたの慰めになり、あなたがたがわたしたちの苦しみと同じ苦しみに耐えることができるのです。

7:あなたがたについてわたしたちが抱いている希望は揺るぎません。なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも共にしていると、わたしたちは知っているからです。

8:兄弟たち、アジア州でわたしたちが被った苦難について、ぜひ知っていてほしい。わたしたちは耐えられないほどひどく圧迫されて、生きる望みさえ失ってしまいました。

9:わたしたちとしては死の宣告を受けた思いでした。それで、自分を頼りにすることなく、死者を復活させてくださる神を頼りにするようになりました。

10:神は、これほど大きな死の危険からわたしたちを救ってくださったし、また救ってくださることでしょう。これからも救ってくださるにちがいないと、わたしたちは神に希望をかけています。

11:あなたがたも祈りで援助してください。そうすれば、多くの人のお陰でわたしたちに与えられた恵みについて、多くの人々がわたしたちのために感謝をささげてくれるようになるのです。



【説教】「神様の慰め」


第二 コリント1:4

「神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。」

 人生には楽しいことより苦しいことの方が多いのではないでしょうか。回りを見て下さい。病気で苦しんでいる人達がいますし、ナーシングホームでさびしそうにしている人達がいます。夫を失い、親を失った人達や失業している人達がいます。健康で、家族があり、親兄弟がいて、毎日仕事をしていてもひと皮むけばその心は満足感がなく、重苦しい思いや苦しみを経験している人達が多くいるのではないでしょうか。しかし正しく「苦しむ」ときに本当に生きることができるのです。逆風が吹いても上手に帆を扱うことによって舟は前に進んで行きます。人生は苦しみの風をはらんでいます。しかしそれによって祝福と喜びの道を進んで行くことが出来るのです。しかしそれは決してごまかしの生き方ではありません。現実をしっかりと見て、苦しみをごまかしたりするような生き方ではありません。聖書は、患難は必ず人生にはあるとはっきりと言っています。パウロは「患難さえも喜んでいます」と言っています。それは神様の慰めがあるからです。「慰め」というのは相手をそばに置いて苦しみをやわらげ、同情するという意味だけではないのです。勇気をもたらす慰めなのです。人をして人生のあらゆる苦難に立ち向かうことのできる慰めなのです。

 詩篇121:1ー2に「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る。」とあります。私たちの助けは天地からくるのではありません。世の人々はその天地に助けをもとめますが、それは間違っています。そこからは本当の助けはありません。天地を造られた主から来ることをしっかりと覚えてください。

(松田卓牧師の説教の要約です)




【讃美歌】  270番 起立

1.

信仰こそ旅路を 導く杖

弱きを強むる 力なれや

心勇ましく 旅を続け行ゆかん

この世の危あやうき 恐るべしや

2.

わが主を頭かしらと 仰ぎ見れば

力の泉は 湧きて尽きず

恵み深き主の 御傷みきず 見まつれば

わずかに残る火 再び燃もゆ

3.

主イエスの御跡みあとを たどり行けば

険しき山路やまじも 安けき道

いかで迷うべき などて疲つかるべき

真直ますぐに御神へ 近づき行かん

4.

信仰をぞわが身の 杖と頼まん

鋭するどき剣つるぎも 比くらぶべしや

代々よよの聖徒らを 強く生かしたる

御霊をわれにも 与えたまえ

アーメン



【献金】 ご家庭で礼拝なさる方も、できる限り、それぞれ工夫して、ささげものをする時を持ちましょう。

(献金箱の代わりになるようなものを用意し、そこに献金し、教会に来れるようになった時、

それを持参する、など)

 

献金の感謝のお祈り (一例 実際の礼拝では、奉仕者が自由祈祷)

 憐れみ深い神よ。

   あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、

   私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。

   私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。

   私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、

   私たちのささげるすべてを受けいれてください。

   あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる

   み子、主イエス・キリストによって祈ります。

    アーメン



【主の祈り】


天にまします、われらの父よ。

ねがわくは、御名(みな)をあがめさせたまえ。

御国(みくに)を来たらせたまえ。

みこころの天になるごとく、地にもならせたまえ。

われらの日用(にちよう)の糧(かて)を今日もあたえたまえ。

われらに罪をおかすものをわれらがゆるすごとく、

われらの罪をもゆるしたまえ。

われらを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり。アーメン




【頌栄】 541番    起立

父、み子、みたまの. おおみかみに、. ときわにたえせず. みさかえあれ. みさかえあれ。


【祝祷】

主があなたを祝福し、あなたを守られるように。

主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたを恵まれるように。

主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように。

   父と子と聖霊のみ名によって。アーメン


【後奏】  

 



【報告】

・明日新型コロナの蔓延防止が解除されます。今後の教会の働きのためにお祈りください

・ウクライナ情勢に主の働きかけがあり、「地には平和」とのみことばが実現しますように。

・けがや病で入院中の方々がおられます。お祈りいたしましょう。

・四旬節を過ごしています。主の十字架の罪の赦しの恵みに感謝して、精一杯おささげしましょう。


皆様が感染から守られ、平安の内に毎日を送られますように




















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